2008年の憂鬱な年明け

一年の計は元旦にあり」という。
それが本当なら、今年は困難な年になりそうだ。

大晦日の夜は、ひたすら退屈と言って過ごしていた。
退屈な気分でしかいられなかった。
どうしようもなくて、布団の中に引っ込んだ。
寒くて眠れないと思っていたのに、気づいたら眠っていた。
寝起きなのにとても疲れていた。
寝ても何も変わっていなかった上に、やっぱり退屈だった。

どうしようもなくて、家族がテレビを見ている部屋へ向かった。
紅白は集計に入っていた。白組が勝利だという。ふーん。
ジャニーズのアイドルたちが元気にテレビの中で飛び回っている。
少し、元気になった。楽しそうな彼らがよかった。

気づいたら、ジャニーズの番組を見て、年が明けた。
これが2008年の幕開けだ。

こたつで眠りこけている父親を、いつも行っている初詣に行かなくていいのかとたたき起こす。
寝ぼけているようにおきて、あっという間に出発した。
私は、置いてきぼりだった。
どうしようもなくて、悔しいものだから独りで初詣に行くことにした。
星がきれいだった。道路の明かりがまぶしくてあまり星が見えない。
独り、歩いた。
年末に崩した体調はまだあまりよくなくて、思い出したように胃がぐるぐる気持ち悪くなる。

向かっている途中、帰ってくる父親とすれ違う。
「お」「これから」「――
自転車に乗ってきた父と背中合わせに進む。
帰ってきたけれど、父親とあまり話していない。
赤提灯がさがった道をたどってたどり着いた神社には例年よりも人が少なかった。
礼拝のしかたがわからない、、、適当にする。
ダウンのポケットに入っていた13円をまるまるお賽銭にする。
13なんて不吉、不吉だけどまるまるお賽銭だ。
手持ちは0円になる。
「おみきでーす」
寒い中、番をしているおっちゃんがそう声を上げていたから、
平らなお皿を受けてごくり。体調は大丈夫だろうか・・・あぁお酒だ。ごくごく、空けてお皿を戻す。
「甘酒でーす」
甘酒は嫌いなのでスルーして、大きな焚き火のそばによる。
当番のおじいさんたちが囲んでいる。時折、大きく気が爆ぜる。
私はその辺にある椅子にかってに座って長いこと火に当たった。あったかかった。
火の番は、神社のはっぴを着たおじいさんやおじさんがいてそのなかに、若い奴が一匹混じっていた。
となりにいるおじさんと親子なんだろう、明らかだ。小学5年生らしい。
数日前の異常気象に濡れた枯葉を一生懸命燃している。
「空気がねぇと燃えねぇからな」茨城なまりで父が息子に言う。そっくりだ。
湿った材が投げ込まれるたびに、バチバチと激しい音が鳴って火の粉が夜空に舞い上がった。
お参りの人は減りも増えもしない。
私はこのまま寝てしまいたい感情に駆られた。あたたかい。
近くに高校生くらいの茨城なまりのヤンキーがいて、元気に電話している。

もう帰ろう。
帰り道は寒かった。
暗い家には姉が独り、私が家へ入れるように玄関の番をしてまっていて、
帰ってすぐに寝た。

どうも、よくない気がする。
どうなるのだろう。耐えられるだろうか。耐えていこうか。
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by maokon | 2008-01-01 12:12 | 日記

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