サッカーと鹿島と愛 Part3

続き

Part3で終わりです。

後半は、立ち上がりから鹿島ペース。
無料配布されたプログラムにも書かれていたけれど、千葉は「走るサッカー」、鹿島は「試合巧者」「王者復活を目指して名門の風格と高い技術力」という各々のカラー。走ることは大切だとは思うけれど、巧くやれるサッカーがあってそれはかなり通用すると思う。うーん、好きだ(笑)
ただ、この押し気味ペースの時に点を取らないと、逆にヤバイと思っていた。もっとシュート打ってもいいと思うんだけれど、打たない。打てないのかな?遠すぎるのかな?サッカーやったことないからわからないや、決定的というシーンはなかったけれど(決勝だし当たり前だよね)それにしても点が入らない。
入れてくれ!! ボール持ったら、来い!来い! シュートを打って! そこでそっちパス?!
FKの時(近くの選手に転がしたけど)とかディフェンダーもハーフライン以上上がっていてラインをものごく上げてた。あまりの上げように少し笑った。しかし動きの早いジェフに、攻めていてカットされてからひやっとするシーンも何度かあった。ディフェンスを頑張っていたのと運とでなんとかなっていた。最後の15分までは。

後半は、サポコールもやっぱり選手が近くなった(攻め側がこっちに移った)から、一体感が増した。コールが止んだからって沈黙が気になることもなく、私も自然に声だしてた。勝手に「ガンバレ」とか「ナイスファイ」とか「しっかり、集中だよ」とか言ってる(笑) 一体になると気持ちいいね、余計な音が聞こえなくなる。気持ちが"そこ"に、集中しているんだ。集まった人々を冷静に見るといっぱい居過ぎて気持ち悪く見えるけど、これだけの人が同じ気持ち抱えて、それが声になってプレーするたった一人の選手×11に届いてほしい。
かなり柳沢コ-ルをした記憶がアル。私はぶっちゃけ全然期待してなかったんだけど…「期待&もっとしっかり」みたいな意味だったのかな。柳沢が活躍できるような場面(状況)も少なかったし、深井が頑張ってたぶん柳沢がポイントになる部分もあまりなかった?彼にはあの再三のコールはプレッシャーになったのかなぁ。
この試合、勝てるかどうかはわからなかった、でも負けるつもりはなかった。負ける気はしなかった。点が欲しかった。

遠い側のゴールなので何があったのかよくわからないまま、前半と同じ印象のままキレイにゴールを決められてしまった。まさか!の事態。あれだけ攻めてたのに…。
そして明らかに意気消沈した雰囲気。選手たち、そしてサポーターたちも。この時点で負けていた。2点目は気持ちの問題だと思う。すぐに、1点取り返そうと「攻め&強気」の気持ちに切り替えられなかった。失点を引きずっていた間の2点目。
40分目前、疲れ、と、2点のビハインド、選手たちの足は重くなった。動きも鈍い。ボールを待っている。見ているともどかしい、闘志見せてよ!と思った。
そんな中でただ一人、足を動かしてボールをとりに行って必死に足掻いていたのが、前半からあっちにこっちにピッチの3/4くらいを範囲として走り回ってるんじゃないのという、深井。彼だけだったと思う。諦めるとか負けるとかじゃなくて"一生懸命"さを私の目に見せてくれたのは。泣けた・・・。
直後、交代。一気の三枚換え。もうあんまり冷静に見れてなかったのかもしれない、交代した選手の頑張りの印象がない。それまでプレーしてた他の選手との違いがあまり感じられなかった。
ロスタイム2分を過ごし、試合終了のホイッスル。

点を入れられて、Jリーグ戦でのチーム自体の調子や前の結果(0-4)があったら、"やっぱり"駄目なのか、と思った自分がいた。とりあえず1点入れてこのまま終わりにはしないようにしようって、逆転への強い気持ちがなかった。・・・やっぱり・・・気持ち、私、負けてた。
2点目をすぐ入れられて、妙に落ち着いてしまった。私はいつも、そうなのだけど。
もう、勝てるとか逆転とか考えてなかった。ただ、鹿島だってこの試合に負けるべくして負けるチームじゃないと信じていた。だから、負けていたのは実力(=技術やチーム力として)じゃなくて、気持ちだと思った。
だから私はサポーターとして、もう駄目だーとか諦めた態度や帰りたいなんて思わずに、見届けることと、鹿島アントラーズの強さを信じることにした。うまくいえないけど、それから途切れることなく続いたコールを、休むことなく続けた。しっかり試合を見つめて、どうしても気落ちしたように見えるチームの雰囲気を見つめて、声だけ張り上げて、嬉しいとか悲しいとかじゃなく、負けてないチームを信じて声を届けたかった。
強いから好きなんじゃなくて、勝つから好きなんじゃなくて、チームが好きだから応援したい。鹿島アントラーズを好きになったのは地元(茨城)だからだけど、なんだかなんでだかやっぱり好きなんだなあって思った。嫌いになれないし、深井がもし他のチームに移籍しておっかけてどっかのサポータやるのか?って考えたら、鹿島のこと思い出してとてもできないと思った。
しみじみ、改めて、試合も見てないで、全然応援着てなかったくせに、鹿島に愛を感じた瞬間だった。勝ちたいよー、優勝したいよー、一緒に喜びたいよー、ってそこから思ったよ。

昔の鹿島は走るチームだったっけ?試合巧者のイメージが強い。だから深井みたいなタイプは新しいとずっと思ってた。
でも、とにかく、点をとられた後のがむしゃらさ、他の選手は深井を見習え!!!!
最後の挨拶、準優勝は立派な結果だし、がんばった結果だと思う。けど、今日の試合見てたら拍手はできないなって、ただじっと立って見ちゃったよ。挨拶を見ずに帰ることなんて論外だけど。
世代交代なのかそんなにはっきりいえないけど、これからの鹿島の中にも充分役者はそろってる。気持ち入れてがんばろ。

来年、土曜が暇になったのならもっと応援いこう、自分!

おわり。


【おまけ】
J'Goal
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by maokon | 2006-11-04 00:51 | 日記

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